2018_02
10
(Sat)14:04

みそ・蔵カフェ

高岡を訪れる際は、古い町並みを楽しみたい。

確かに、高岡には確かに古い町並みが残っているのだけど、
町並みと併せて、食事を楽しめるような場所はそう多くはない。

しかし、ランチを楽しむのなら
『みそ・蔵カフェ 』はベターな選択の一つだろう。
ランチは一日限定10食。ここでは古い建物を活かした、
大人のための非日常的な空間が楽しめる。


この日は子供を実家に預けていたので、夫婦2人での外出となった。

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高岡市和田という立地は、国道8号線近くで
中心市街地からやや離れているものの、
旧道沿いのいかにも古い町並みという雰囲気がある。

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建物は築130年の古民家を改装。
長いエントランスの先に、土蔵を改装したお店がある。

お客さんが多く、写真は撮ってないのだけど、
店内はかなりコンパクト。鮮やかなグリーンの家具があったり、
シャガールのリトグラフが飾ってあったりと
ただ古いだけではなく、和洋折衷でカジュアルな趣だ。
しかし、チープさやチグハグ感は無く、
なかなかセンスよく上品にまとまっている。

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写真のランチは1200円。
食後のケーキとドリンクつきで2100円となる。

料理は和食ベースのあっさりした内容。ボリュームも控えめだ。
しかし、何より見た目が華やかでプレミアム感がある。
食事中「食器の絵付けがすべて手描きだし、絵柄が近年の物じゃないよコレ」
・・・なんて妻と話しをしながら、こっそり裏側の銘を見ると
蔵から出てきたような年代物の九谷だった。このプレミアムなムードは本物だ。

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食後のデザートは数種類から選べる。
こちらも塩麹を使った和テイストな一品。
上品な味であっさりといただけた。

店内では、外国人スタッフがてきぱきと接客し、
時折、英語での会話も聞こえ、意外とインターナショナルな雰囲気。
英語対応もバッチリだろう。

古い日本のモノをカジュアルに取り入れたこのお店は、
なんとなく外国人にもウケそうな雰囲気だ。


古い町家を和洋折衷なカジュアルなお店に改装したお店では
金沢の「くらげが雲になる日」などを思い出すところだけど、
高岡では他にありそうでない、新しいタイプのお店と言えるだろう。

※駐車場あり、月・火・日定休、ランチは限定10食
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2018_01
20
(Sat)20:14

イモノキッチン

先週末に続き、子供とかまくら遊びをしようと
能作本社で開催されたイベントへ。

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開催期間は1月23日(火)まで。
しかし、目当てのかまくらは”崩壊の恐れあり”で立入禁止(汗)
その代わりにソリで思う存分遊んだ。



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そして、初めて立ち寄ったのが能作の新本社。
能作は高岡市が拠点の老舗鋳物メーカーで、
2017年春に高岡市郊外の高岡オフィスパークに移転したそうだ。
施設は工場や体験工房、カフェ、物販店からなり、
高岡の新しい観光スポットになっている。


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美術館のようなスタイリッシュな空間が印象的。

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カフェ『イモノキッチン』で食事。
ランチセットは数種類あり、写真のベーグルセットは
地元チェーン店”とべーぐる”っぽい感じの、
食べ応えのあるずっしり系。

この内容で1500円(ドリンクは+200円)は
少々高いような印象を受けるが、
しかしながら、美術館のような空間で、
能作の錫製品を使って食事をできるのはこのお店くらいだろう。


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子連れでも食事しやすい雰囲気があるので、
観光がてら、話のネタになりそうだ。


能作の錫製品はコップも皿も、素手でぐねぐね曲げられて実にユニーク。
しかし、それが使いやすいかどうかはナゾ・・・
ぜひ体験してみてください(笑)



惜しむらくはこの立地だ。高岡の中心部から車で20〜30分、
寂しげな郊外の工業団地にポツンとある。
これが鋳物産業の創業の地である街中にあれば、
高岡観光の起爆剤になりそうなものだけど・・・。
観光目線では、そこが少々残念なところだ。
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16
(Tue)20:04

大雪となべ祭り

なべ祭り前日は大雪だった。12日朝の高岡(伏木)の積雪は87cm。

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近年では2006年や2011年など、積雪が1メートル前後に達した年は
あったのだけど、今回のように一晩で50cm積もるのは稀なことだ。

おかげで車は渋滞で動かず、公共交通は麻痺。
小中学校は休校、会社は出勤できない社員が続出した1日だった。
写真は通勤中に見た「線路が歩道と化した電車通り」。
万葉線も終日運休となった。

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(一歩住宅地に入ればこの状態)



そして、大雪の翌日に開催された『高岡なべ祭り』。
自分の住んでいるところでは、自治会で"なべ券"を購入しているので、
毎年欠かさず訪れている。

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鍋が一杯350円(前売券なら300円)。
数年前まで2枚セットで500円だったような気がするし、
イベントが始まった約30年前は一杯100円だったそうだ。
内容は毎年ほぼ変わらないけれど、価格は絶賛インフレ中だ。

最近は回転寿司でも安価で美味しい「あら汁」や「カニ汁」があるので、
高岡なべ祭りは少々割高感はあるのだけど、
「お祭りの屋台みたいなもの」と割り切れば、
まぁそんなものか、という気もする。

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さて、悪天候だったこともあり、飲食スペースのテントは尋常じゃなく寒い。
スキーウェア並みの防寒具が必須アイテムかもしれない。
寒さを凌ぐには、クルン高岡地下やウイングウイング1階の
休憩スペースが穴場だと思う。

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写真は毎年恒例のカニ汁(なべ券+100円)。
なかなか見栄えがする一品。

他にもよさげな鍋を適当にチョイス。
写真は「八戸せんべい汁」と「氷見カレースープ」。
具だくさんで美味しくいただけた。

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今年のなべ祭りで一番印象的だったのは
大雪により、末広町アーケードのいたる所に穴が空いていたこと。
その下では屋台がごく普通に営業し、歩行者も普通に歩いていた。
細かいことは気にしないというか・・・高岡はなんて大らかな町なんだろう(笑)

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しかし、なんとも中心市街地のインフラ老朽化を感じさせる光景だった。



2日目は快晴、そのため会場は大混雑だった。
こちらはというと、御旅屋駐車場隣の公園で
子供とせっせとかまくら作り。
1時間程で完成し、かまくらの中になべを持ち込み楽しんだ。

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ともあれ、毎年マンネリ感の漂う『高岡なべ祭り』なのだけど、
大雪のおかげで、いつになく新鮮な体験となった。

・・・何事も創意工夫ということかもしれない。
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04
(Thu)00:39

メイサンコーヒー

高岡の二上山のふもとに
市内屈指のマッタリスポットが登場した。

その名も『メイサンコーヒー』
スペシャルティコーヒーの専門店だ。

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主要道路から離れた田園地帯にあるコンパクトなお店。
店内は心がほっと和むような空間となっている。

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(窓際からはゆったりとした風景が眺められる)

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主にコーヒー(500〜700円)が中心のメニュー。
他にソフトドリンク(350円)やケーキ(350〜550円)、トーストなどがある。

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コーヒーは全てフレンチプレスによる提供。
軽井沢の有名な「丸山珈琲」や金沢の「カフェドレヴェリー」に近い味。
この方法だと豆の味がダイレクトに伝わり、少々粉っぽく仕上がるので、
好みは分かれるところだけど、コーヒー豆に自信があることの裏返しでもある。

内心「飲み慣れたペーパードリップの方がスッキリして美味いよな・・・」と
思っている自分も、使っている豆が良いのか、
これなら十分飲みやすいなと感じさせるものだった。

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店内はホンワカした雰囲気があり、
薄暗い冬の日に、ひとりじっくり本を読んだり、
仲間と少人数で訪れるといい気分転換になりそうだ。
お子様連れの姿もいくつか見受けられた。

とにかく、今まで高岡にあまりなかったような
スペシャルティコーヒーというトレンドを抑えた
イマドキなカフェが出来たな〜という印象だ。


はじめて訪れる際は、場所が分かりにくいので
あらかじめ住所を確認した方が安心だろう。

住所:高岡市二上町722-1
9:00〜17:00 水・木定休
※2018年1月3日時点の情報です
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02
(Tue)21:43

お正月(近況)

明けましておめでとうございます。
12月は慌ただしく、しばらく更新が途絶えていました。



元日は実家へ。
金沢の伝統的なお雑煮はほとんど汁しかない
極めてシンプルなものです。
近年の派手でケバい百万石商法は、
ホンモノの加賀百万石に非ずといったところでしょうか。

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(金沢の伝統的なお雑煮)

黒豆や数の子などが入る一般的なおせちの他に
うちの実家では「笹寿司」(押し寿司)、
妻の実家では「鰆の昆布締め」が用意されていました。
以前は、金沢のお正月と言えば「えびす」や「かぶら寿司」
「ずいき」などが定番だったけれど、どちらの家でも廃れたっぽい。

・・・その伝統の味はお察しください(笑)



2日は妻の実家の用事で、病院まで車で送迎。
妻の祖母が危篤で、自分は病院の駐車場で待っていました。

古い病棟とあられの降る寒空、隣のひと気の少ない神社、
周囲の薄暗い日本家屋。有名な観光地にも近い地区ですが、
実にしみじみとした雰囲気です。

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お正月のご馳走やお正月番組、
はたまた初売りなどの喧噪から離れ、
正月をこうしてしみじみと過ごすのもいいものです。

なお、冒頭のシンプルなお雑煮は、調べてみると
"質実剛健を重んずる金沢気質の現れ"だとか。

この頃は、実家の周りにマンションやビジネスホテルが雑然と建ち並び、
金沢駅周辺は質実剛健とは真逆のフワフワした街になりつつあるように感じます。
それでも、病院の待ち時間に眺めていた金沢は
今でも表通りの華やかさと裏通りの侘しさが共存しているようで
まだまだ捨てたもんじゃないなという気もしました。

早々に高岡へと戻りましたが、
お通夜とお葬式があるのでまた金沢へ行ってきます。

2018年も高岡と金沢を行ったり来たりの日々になりそうです。