2017_02
05
(Sun)00:39

カフェくらうん

高岡市古定塚・老舗コーヒー店

2016年末、高岡が誇る老舗珈琲店、
『自家焙煎珈琲くらうん』が『カフェくらうん』として、
高岡駅前から古定塚へ移転リニューアルした。

まず・・・移転前はこんな建物だった。

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今年公開予定の某映画のロケにも使われたという
古き時代そのままの店舗。

一見客には入りづらさはあったものの、
間違いなく唯一無二の存在感を放つお店だった。


「高岡は富山のコーヒー好きが一目置く街」という声もあるらしいが、
「くらうん」の建物こそが、そのシンボリックな存在に
なっていたようにも思う。ちなみに、このお店は
東京北千住の「バッハ」で修行されたらしく、
高岡駅前には他に「邪宗門」の支店があったりもする。

そして移転後は・・・

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エラくあっさりとした建物。まるで新築住宅みたいだ。
看板や食器などの一部は旧店舗のものが使われているものの、
旧店舗を知るものにとっては、少々拍子抜け。
とはいえ、駐車スペースは広くなり入りやすいお店となった。



メニューは以前の洋食メニューは取り止め、
コーヒーとサンドウィッチ、スイーツなどの軽食のみの提供。

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当方コーヒーマニアではないが、雑味が無く、
「スーッ」と鼻から抜ける味わい深いコーヒーは
さすが名門『くらうん』といったところ。
高岡が誇る名門として唯一無二の味わいはそのままだ。


また、本格的なコーヒーとスイーツが、
一緒に楽しめるようになったのは嬉しい。
このスイーツが美味しいのだ。

実は他の種類をいくつかテイクアウトしたのだけど
甘さ控えめで家族にもめっぽう好評だった。
一個450円。コーヒーと合わせて900円程度。
“量より質”の贅沢なコーヒーセットと言える。



旧店舗の”レトロな空間”という分かりやすいアイコンが一掃され、
コーヒー一本の直球勝負となった『カフェくらうん』
これが吉とでるか凶と出るかは気になるところだ。

店舗情報はこちらから
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2017_02
01
(Wed)01:21

冨包(フーパオ)

高岡市京田・点心ランチ

(2017年2月追記)

最近、巷でもっぱら評判なのが
2016年オープンの中華料理店『冨包(フーパオ)』
高岡の駅南エリア、アミングのすぐ近くにある。

高岡の子連れママたちにも好評らしく、
我が家でも時折ランチを楽しんでいる。


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ベビーチェア、子供用の食器等があり
子連れでも利用しやすい。


選べるご飯セット、選べる麺セットは1380円

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中国茶がティーポット付で提供。何度も飲むことができる。
前菜はこんな感じ。

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アツアツの汁たっぷり小籠包。

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メイン料理(チャーハン・めん類等)。

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デザートの自家製杏仁豆腐。



全般に"やさしい味わい点心"で子供にも安心できる内容だ。
(辛めの料理もあるが、それを外して注文すればOK)

ランチセットは若い人でも満足できるくらいの量がある。
大盛り(+200円)で注文すれば、子供と分け合っても
十分なボリュームがあり、かなりのおトク感だ。

また、子連れでも楽しめる気軽さがありながら
カフェのようなオシャレな雰囲気が嬉しいところだ。

※土日のランチタイムは混雑しているので、
ピークの時間帯をずらすか、予約を入れた方が良さそうだ。


店舗情報は食べログから
2016_11
09
(Wed)02:27

コンパクトシティ政策

そもそも「なぜ富山は車社会なのか?」

勤務先が車でしか通えない郊外にあるからだ。
その状況においても、コンパクトシティ化が進むとしたら
人々が経済的理由で車を所有できなくなった時だと思う。


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(イメージ)

富山は車社会。郊外に駐車場完備の戸建住宅と
家族の人数分の車を所有していることが多い。

これを実現するにはそれなりの世帯収入が必要となる。
住宅ローンの返済と車の複数台維持が重なると、
そこらの勤め人ひとりの収入では難しく、
富山ではお馴染みの二世帯同居や共働きで、
どうにか実現しているところもある。

しかし、どうだろう? 自分の周りには、
「家族で車1台だけを所有する若い世帯」がそれなりに居る。

車の車両価格はだんだん高くなっており、維持費も結構掛かる。
その反面、所得が上がらない時代でもある。

例えば、将来の年金受給額が現在の6割程度にまで減額されると
言われるなかで、現代の多くのお年寄りのように老後になってまで
郊外の戸建住宅と人数分の車を維持し続けるのは困難になるだろう。

おそらく、20〜30年先の時代を予想すると、
富山の人々も徒歩と公共交通でギリギリ生活可能な場所を求め、
徐々に街中に戻ってくるのではないだろうか?


その頃になって、ようやくセントラムやポートラムのような
「富山市のコンパクトシティ政策の遺産」が
評価されてくるに違いない。

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コンパクトシティはなぜ失敗するのか
富山、青森から見る居住の自由
2016_11
06
(Sun)14:28

地方の時代

「これからは地方の時代だ!」と言われて久しい。

しかし、高岡はこの10年でずいぶん衰退が進んだ印象を受ける
今回は自分が日頃、自転車から眺めている高岡の風景を切り取りながら、
ブログ主が漠然と感じている「地方の未来」について書いてみようと思う。



「過去の遺産が"行政の支援"でどうにか維持されているような街」

過去の遺産とは、高岡大和のような商業施設や
駅前の大規模なアーケード街や地下街、古い街並が続く景観地区だったりする。

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それらはすっかり古くなってしまっているのだけど、
行政主導によって行なわれる各種イベントや活性化事業によって、
一定の文化的雰囲気がどうにか維持しているという印象を受ける。


一方「過去の遺産」や「行政の保護」に頼る必要のない
競争力のある民間企業ほど、市街地郊外や近隣の大都市(富山市、金沢市)に
進出する傾向は否定できない。今の高岡中心部は”何かに"頼らなければ、
商売にならないというのが実態かもしれない。

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(駅南の巨大な空きビルは元ダイエー、最近までパチンコ屋が入居していた)



「高岡の市街地こそ、日本の未来の姿」

少子高齢化により、いよいよ国力が落ち始めている。
・・・最近はそんなことを匂わせるニュースが多くなってきた。
日本の総人口は2008年をピークに減少が始まっているが、
富山県全体ではそれより10年早く減少が始まっており、
高岡市はなんと1985年から30年以上も人口減が続いている。

人口減少という観点で言えば、
高岡の風景こそ、日本の10〜20年先の未来を
先取りした姿なのかもしれないのだ。

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(空き家や空き地が目立つ住宅地、古城公園周辺)

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(空き家がとにかく多いが、歴史的価値のありそうなものも多い)

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(木造三階建てが連なる住宅地、金沢でもほとんど残っていないような風景)

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(高岡ホテルは明治38年築※現在宿泊業は取りやめている)

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(店主の高齢化に伴い"あの店"も次々閉店、スイス、ロマンベール…)

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(駅前にも関わらず自然に崩壊する老朽家屋、下関町)

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(電車通りも空き地が目立つようになった、本町)



「弱体化する地方都市」

今後、高齢化により国や地方の財政が悪化し、
住民サービスがいっそう後退する可能性が大きい。

そこで、なんとなく予感しているのは、
高岡の中心部に"一定の文化的雰囲気”を演出させていた
"地方振興や文化工芸といった分野が、財政再建の下に真っ先に切り捨てられる未来だ。

また、破綻した夕張市のように公務員の人件費抑制、公共事業抑制となれば、
地域経済はかなり厳しいものになる。その時、高岡は民間活力だけでは、
どうしようもならなくなり、加速度的に衰退するのではないだろうか?

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このところ、東京オリンピックが矢面に立たされるが、
どうも大衆心理的にも、文化行政に逆風が吹き始めている気配がある。
最近は、地域ブランド化や、まちづくりの各種NPO法人、
地域おこし協力隊やらが盛んだが、このような状況は長く続かず、
公的な財源に頼るものは、全て立ち行かなくなるかもしれない。



「老後移住・移民・ヒッピー」

しかし、悲観するばかりでもない。
衰退の未来を先取っている地方にこそ、古いものや行政に頼らない、
”全く新しいカルチャー”が生み出されるのではないかという期待がある。

高岡の現状から、なんとなく見えてくる未来のキーワードは、
「老後移住」「移民」「ヒッピー」の3つだ。

東京の高齢化ペースは日本一だそうだ。東京ですら若者の市場が小さくなり、
今後は、今以上にパイの奪い合いが激しい競争社会になると思われる。
しかし、高岡の高齢化はとっくに始まっており、
「都会の引退した人たちが安価に暮らす移住先」としての活路はあるかもしれない。
この辺は、以前書いたので割愛する。

次の移民については、すでに高岡・射水界隈は、
全国有数のパキスタン人コミュニティがあったりする。
ブラジル系住民は2,000人程にになり、中国系の住民も増えている。
そのため、一般市民にもパキスタン人の飲食店が浸透しており、
某カレー屋の店長などは、カレー好きの若者の間で「メガネ兄貴」と
カリスマ的に崇められているほどだ(笑)

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(市内のあちこちに点在する外国人経営の飲食店)

おそらく元々の治安の良さや、医療、教育水準が高いことに加え、
他の先進諸国より、かなり割安になった日本の物価や不動産価格が、
彼らにとって魅力なのだろう。


最後のヒッピーというキーワードだけど、高岡近郊の山間部などに出掛けると、
ヒッピー的な若者らが自然派農業に励んでいるのを見かける。
彼らはシャッター通りとイオンしかない退屈な街から抜け出して、
新しい生き方を模索しているのだろうか?
数自体は少ないものの、彼らの連帯感は気になるところである。



自分の見解は以上だが、将来は外国人やこういった若者たちが、
今以上に空き地、空き家だらけになり、言わば"ジャンク"な雰囲気になった
高岡の市街地で、従来の消費活動にとらわれない、
新たな文化を発信していくのではないかと妄想している。

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(古びた街だけど、なかなかジャンクな雰囲気でカッコイイと思わない?)

この「老後移住・移民・ヒッピー」という要素で
これまでの「地方は封建的で、東京こそ自由がある」という価値観から
「東京は競争社会だけど、地方こそ自由な営みがある」なんて風に
変わってくると、地方の未来はかなり面白くなってくるんじゃないだろうか?
2016_10
30
(Sun)23:44

金龍菜館

“子連れにオススメ”という謳い文句を鵜呑みに
子連れOKのカフェに行ったものの、全然子連れ向きではなかった。
・・・そんな経験はないだろうか?

実際のところ、昔ながらの”座敷”の方が
子連れで利用しやすいように感じている。

先日は”自称子連れカフェ”が散々だったので、
近所の中華料理店で”お口直し”することに。



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『金龍菜館』は高岡駅前の四大中華料理屋(勝手に命名)の一つ。
4大というものの、今でも高岡駅周辺で生き残っているのは
「美好」と「金龍菜館」の2店だけだったりする。

”安さと量”を求めるなら「美好」となるが、
”本格的な味”を求めるなら、「金龍菜館」がおススメだ。

「古めかしく庶民的な見た目」に騙されてはいけない。

その料理の味は、高級中華料理店に引けを取らないものがある。
値段は高め。色々注文して取り分けると目安は一人2,000円〜。
ホテルの中華料理店ならデザート付ランチが食べれる金額だけど、
その価値は十分にある。

メリハリが利いてぼやけていない味というか、
“口に残るイヤな油分”や”胃にもたれる感じ”が一切しない
とても上品な味わいの中華料理だ。



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店内の雰囲気。昔ながらの食堂風で高級感は一切ない。
今回は電話予約で奥の座敷席を確保。
ここなら乳幼児連れでも安心して食事ができる。

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定番の餃子(6個・350円)
金龍菜館といえばこれ。甘く香ばしい餃子。
小さめのサイズで、何個でもパクパクと食べたくなる。

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カニ玉(900円) 子どもも食べやすい。

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海老チャーハン(850円)
一人で贅沢するときはいつもこれを注文。
家で作れない本格の味。海老も大きくて立派。

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野菜炒め(900円)

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ラーメン(600円)
金龍菜館はラーメンにも定評がある。
個人的にはラーメン専門店の油まみれの凝ったラーメンより、
中華料理屋の素朴なラーメンが好きだ。

他、今回は子供がいるので注文しなかったが
麻婆豆腐(1050円)やエビチリソース(1600円)が絶品。
結構辛めだが、ぜひおススメしたい。


店舗情報は食べログから
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